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今でこそ、パラでの飛行は私の生活と切り離せないものになりましたが、
10年前までの私は、東京で一人普通に暮らす、会社員でした。
ある休日、友人とドライブに出掛けた先で、体験パラグライダースクールに参加。
レクチャーを受けたあとグラウンドに出て、芝生の上を思いっきり蹴った次の瞬間、
ふわり、と 体が、目に見えない何か大きな力で宙に持ち上げられたその感覚に、
これまでに感じたことのないワクワクするような高揚感がこみ上げ、
「気持ちいい!」
それから、ドライブがてらの宇都宮通いが私の週末の楽しみとなり、
フライト経験をかさね、ステップアップしていく喜びにはまり、
空の仲間も増えていきました。
やがては東京での生活にピリオドを打ち、拠点を宇都宮へシフト。
競技に参加することで、大勢のフライヤーたちからますます刺激を受け、
いつしか文字通り、世界にまで私のフィールドは広がっていきました。
いつもの慣れ親しんだホームグラウンドでのフライトでも、
おとぎの国のようなヨーロッパの景色の中でも、1度として同じ時はなく、
飛び立つたびに新鮮な感動を与えてくれる空中の世界。
自分のまわりを取りまく風は、ひっきりなしに変わっていきます。
その流れを感じ取り、抗わず、臨機応変に自分を乗せていく。
吹いてきた風をうけとめて飛び立てば、
あなたの人生にも上昇気流が吹いてくるかもしれません。
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